美容師と着付師、デザイナーという美とセンスの
プロフェッショナルチームによって共同開発された
福岡発祥の着装技術衣装 KARUTA dress®〈カルタドレス〉
お着物は子に、孫にと受け継ぐことのできる嫁入り道具の一つ。
初めて袖を通す自分だけの大振袖は輝かしくて嬉しい贈り物である独身第一礼装です。
しかしながら時代の流れとともに、流行や体型も移り変わるのが常であり、晴れやかな舞台で活躍する第一礼装でお召しになれる振袖の形状で受け継いでいくことが叶わなくなってしまうこともあるかとは思います。
はさみや糸を使い、形状を変えて着装する事もまた素晴らしいことですが
できるだけ先のご両親様、
祖父母から頂いた仕立てた時の送る側の想い、
選んだ柄や色それぞれのエピソードまで語り継ぐことの楽しみを紡ぎ、
また自分から始まる家族の成人のお祝いを受け継ぎたいという日本ならではの
美しい心を何とかそのままの形で残したい。
独身の第一礼装が故になかなか着装できるシーンが少なく、
ご結婚とともに着ることが叶わない御振袖を、独身最後の晴れ舞台に上げてみたい。
その「想い」を「着付け」の技術だけでドレスに生まれ変わらせ、振袖の原型には一切手を加えないという新しい発想と技術をもつこのチームが立ちあがりました。
和の美しさとファッショナブルなドレスを色紙や歌留多のように組み合わせ、流行を追う事はもちろんのこと、体型や身長などまったく気にすることのない新たな着装技術で遊び心のあるもうひとつの思い出作りをコンセプトに、心と技術の婚礼衣装として「KARUTA dress®」は生まれました。